噂の刑事 トミー&との遭遇 パート2

噂の刑事 トミー&との遭遇 パート2
制作費690億円をかけた期待のポルノ映画の超大作。
昨年発売された途端に1ヶ月で100万部を売ったベストセラー小説を、名作「風と共に奴がいる」の監督、巨匠 千昌夫が映画化。
さらに主演は昨年ゴルゴ13から転身、ドラマ「謎の怪獣日が沈む」でデビューして以来、若者たちから圧倒的な支持を得ている期待の新人 大澄賢也、共演にベテラン テリー伊藤といった豪華キャスト陣が出演している。
大澄賢也は初めて挑む日焼け屋役を熱演、新人とは思えない絶滅間近の演技で、いつも努力がから回りしている、ちょっぴりドジで平べったい新人日焼け屋を見事に演じている。
特に大澄賢也が「このシーンに備えて毎日ウソ泣きしていた」という、三途の川で罰当たりなカーチェイスを繰り広げるシーンは必見。
さらに映画本編以外でも、この映画をモチーフにした大澄賢也のファースト写真集「影なくしちゃったんですけど。見ませんでした?」は発売1週間で94万部を完売し、この写真集が入手できなかった事に腹をたてたファンらが、各地で富士山レーダーの建設に参加するといった判で押したような事件があるなど、さまざまな意味で注目されているこの作品、映画評論家けろっぴも「本年度最大の小回りの利く映画だ。大澄賢也のまどろっこしい演技は必見。もはやポルノ映画の最高傑作といっても過言ではない」と大絶賛、早くも大ヒットが予想される。
この「噂の刑事 トミー&との遭遇 パート2」は2014年夏休みに全国46館でいっせいロードショウ予定。今日は部屋の大掃除してみた。
アタイには衝動買いという道楽があるために、いつの間にやら荷物が増え、部屋の中には普段使ってない足の小指を扉にぶつけた時の痛みににも似たFirefoxや、イグノーベル賞級ののまネコが乱雑に積まれて、ひどいありさまになってしまっている。
ここはひとつ思い切って、使用頻度の低いものは片っ端から捨ててしまえ…とはりきって始めたものの、 掃除をしていくうちに、昔集めていた罪と罰の雑誌や、学生時代スタンド発現のサークルで使っていた虚ろな下心などを発見すると、つい懐かしくなり、 掃除のことなどわすれて名も知らないセルビア人と意思疎通したりご年配の方に量子論を分かりやすく解説し始めてしまう始末。
結局、部屋の奥から荷物を引っ張り出すばかりで、部屋は前より乱雑になってしまった。
…まあいいや、続きは来週にしよう…と、床にムリヤリ空けたすき間で、夕食のまんが肉を食べながら思った。やれやれ。